はじめての海外引越でインドへ!荷物搬出当日の流れと前日までにやること 

moving day prep

国内の引越しであれば、荷物を段ボールに詰めて、何が入っているか段ボールの外側に油性ペンで書いて終わり!です。(一応国内での引越しは5回経験してますが、海外引越しと比べるとこのくらいシンプルな印象)

一方、海外引越しは、想像以上に大変でした。私たち以上に引越業者の方が大変だったと思います。

もっとこうしておけばよかったな…と反省している部分もあるので、その辺りも含めて荷物搬出の前日までにやったことと当日の流れについて、我が家のパターンを書いていきたいと思います。チャロチャロ~!

目次

荷物搬出日までにやるべきこと

前日までにやったこととしては、次の7つです。

  1. 提出書類の準備
  2. 必要品の買い足し
  3. 引越し業者からもらった注意事項の確認
  4. 仕分け
  5. 荷物の保管場所をグループごとに分ける
  6. 作業員の方向けにお茶やコーヒー等の準備
  7. トラックの駐車場所の確保

提出書類の準備

  • パスポートコピー
  • Eチケットコピー
  • カスタマーズインストラクション(現地連絡先や住所、勤務先を記入するもの)
  • VISAのコピー
  • 保険用梱包明細書(送ったものとその市場価格を記載するもの)
  • 個人情報同意書
  • サービス利用規約

上記7つの書類を準備しました。一番時間を要するのが、保険用梱包明細書です。万が一、事故等に遭って荷物が破損したとしても損失を最小限にするために保険をかけますが、その保険をかけるために送付した荷物のリストを作成する必要があります。特に高額な荷物(数十万円するもの)については必ず梱包明細書に明記するように引っ越し業者から言われました。

必要品の買い足し

トイレットペーパーやティッシュ、オムツ等の衛生用品や食料品を買い足しました。食料品は賞味期限があるので、荷物搬出の直前に買い足しました。

引越し業者からもらった注意事項(取り扱いできな品目)の確認

取り扱いできない品物は事前に案内してくれますので、内容確認して、荷物の準備をする必要があります。国ごとに異なりますが、インドの通関情報については下記の通り案内してくれました。ちなみに取り扱いできないものについては、日進月歩で変化するらしく、実際の引越途中に状況が変わってくることもあるそうです。

船便・航空便共通で取り扱いできないもの

  • 貴重品類
    • 現金・通帳・有価証券・貴金属類・宝石・印鑑等
  • 危険物
    • スプレー・ガスボンベ・シンナー・ライター等
  • 動植物
    • ワシントン条約関係・種子・土・生き物
  • 食品・嗜好品
    • アルコール・みりん・料理酒・タバコ・肉製品(牛肉、牛肉エキス含む)
  • その他
    • 処方箋のある薬・地球儀・世界地図

航空便で取り扱いできないもの

  • リチウムイオン電池、塩素系漂白剤、香水
  • 開封済みの食品

その他注意事項

  • 航空便・船便ともに2か月分の物品を目安に準備すること。税関に多いと判断された場合は没収や課税のリスクあり
  • 食料品については、航空便は1箱につき10%、船便は荷物全体の20%以下で用意

仕分け

引越し業者からは「海外引越成功の鍵は「仕分け」と言っても過言ではありませんよ!!」と言われていました。

そこで前日までに我が家は下記の通り仕分けしました。

  • 船便で送るもの
  • 船便で送る食料
  • 航空便で送るもの
  • 航空便で送る食料

段ボールに「船便」「船便 食料」という風に油性ペンで大きく書き、小さいものを段ボール毎に仕分けました。

無印の衣装ケース等、比較的大きいものについては、引越し業者からもらったシールをぺたぺた貼り付けました。

荷物の保管場所をグループごとに分ける

荷物搬出日の1週間前ごろから、家の中がカオス状態でした。理由は、船便の部屋、航空便の部屋といったように、荷物の保管場所を区分けしたからです。引っ越し業者から「航空便は1か所にまとめておいてもらえるとスムーズです」と言われたので、荷物をグルーピングしました。

どこをみても段ボール、なにかしようとしても段ボール、常に段ボールが視界にありました。ザ・ストレス。

荷物搬出がスムーズにできますように・・・と願って1週間ほどこのカオスな状態を我慢しました。

作業員の方向けにお茶やコーヒー等の準備

忘れがちですが、荷物搬出日の当日に来てくださる作業員の方向けの飲料を準備しました。4~5時間はずっと搬出作業をしてくださるとのことだったので、休憩もちょくちょくとっていただきたく、準備しました。

トラックの駐車場所の確保

引越し業者のトラックを自宅前に駐車してよいか、確認がありました。我が家の前の道路は狭かったので、路駐ではなく、自宅の駐車場も利用してもらうようにしました。駐車場の確保が難しい場合や自宅の前の道路が狭い場合は、近くのパーキング等、駐車できる場所を確保する必要がありそうです。

当日の流れ

当日の流れはこんな感じでした。

STEP
作業員(2人)が各部屋の航空便・船便の荷物を確認
STEP
家の養生の準備
STEP
荷物確認後、航空便・船便それぞれ同時進行で梱包
STEP
税関に提出するパッキングリストを作成

引越し業者が梱包してくれるので、夫と私は何をしたかというと、基本は「指示」のみです。まー正直言うと、当日に足りていないものに気づき、急いで最寄りのスーパーやドラッグストアに駆け込んだりもしています(笑)

引っ越し作業員の方は本当に梱包のプロです。特に航空便は“段ボール毎に食料10%”と理想が決まっているので、バランスを見ながら食料品をばらして梱包してくれます。食料だけでなく、その他のものもバランスよく同じ比率で梱包してくれるので、みていて気持ちがよかったです。

反省点・気づき

ここからは、実際の荷物搬出を終えての反省点・気づきについてです。

仕分けだけで終わらせず優先順位をあらかじめつけておく

我が家は「航空便」「航空便(食料)」「船便」「船便(食料)」と4つのカテゴリに荷物を分けるだけで大大大満足していました(笑)

ところが当日作業員の方に「航空便はあと10キロほどしか送れません。全部は送れないので、優先順位をつけてください」と言われました。

ガビーン

優先順位をあらかじめつけていなかったですし、雰囲気的に急いで決断する必要があったので、「とりあえず軽いものから梱包してください」とお願いしました。

比較的重量のある「サランラップ」「調味料」などが重量オーバーで残り、船便行きとなりました。送れるのであれば船便でもよいのですが、前日までにもっと頭を使って優先順位をつけておけばよかったな~と思います。

注意事項は熟読し、質問すること

注意事項は確認していたつもりなんですが、食べ物についてはもっと注意深く確認しておけばよかったと後悔しました。レトルトのカレー、カップラーメンのほとんどに肉成分が入ってました。何にも考えずAmazonでポチポチ購入していました(笑)がっつりチャーシューの絵がカップラーメンの蓋に描かれているではありませんか。

そのせいでカップラーメンの半分はインドに送れなかったと思います。手持ちで持っていくしかありません。

また肉成分以外で、「常温で保管するもの」もNG食らいました。「荷物を輸出する過程でどうしても温度を一定にコントロールすることはできない、高温になるのでチョコレートなんかは基本溶ける」と言われました。

取り扱いできない物は注意深く確認した方がいいです。また少しでも疑問に思ったら送れるかどうか、確認した方が安心だと思います。

足りてないものがないか確認

我が家はいくつか買い忘れたものがあり、作業員の方が梱包作業中に急いでスーパーや薬局へ駆け込む事態になりました。私たちのようにバタバタしないよう、念入りにもっていくものリストを確認してください。

ちなみに我が家はオムツ、サプリメント、化粧水など、基本的なものを買い忘れておりました笑

手荷物で持っていける容量を確認する

正直言って、我が家は手荷物で持っていくものをいまだ把握・管理できておりません笑。

航空便でもっていけないもの、船便で送りきれなかったもの、そもそも航空便でも船便でも送れないもの(薬など)は手荷物として持っていく必要があります。荷物引き渡し日になって、牛エキスが入ったカップラーメン、常温で保存しなければならない長期保存可能な豆腐等、急遽いろんなものが手荷物行きとなりましたので、果たして本当に持っていけるのか、謎です。

国際線で無料で預かってくれる荷物には、搭乗するクラスによって、重さ・大きさの制限があります。各航空会社のマイレージ上級会員になれば、持っていける手荷物が増えたりもします。この辺りは各々制限や条件が変わってくるので、渡航する前に念入りに確認した方がいいと思います。

まとめ

今日は荷物搬出日の流れと前日までにやったことについて書いてみました。インド現地での荷物受け入れ日の話はまた後日書きたいと思います。

ちなみに我が家はヤマタネさんにお願いしています。本当にヤマタネさんにお願いしてよかったです。引っ越し業者の選定基準については別記事にしていますので、ご興味ある方はこちらもどうぞ~。

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この記事を書いた人

インド(グルガオン)在住。
インドでの生活、子育て、ハプニングなど、もろもろ記録に残したいと思います。

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