インドに行ったらなかなか頻繁に美容室でカラーはできないかもしれないな〜、インドにヘアカラー剤とかあるのかな〜と調べていたところ、「ヘナ」にたどり着きました。
ヘナタトゥーは経験したことがあったのですが、ヘナでのヘアカラーってどうなの？と思い、試しに染めてみることにしました！ ちなみに私は白髪はあまりないのですが、傷みと癖毛が気になる、カラーもしたい、ということでヘナに手を出してみました。今日はヘナ染めしたときのリアルな感想や想定外のハプニングについてお届けしたいと思います。
使用したヘナの特徴
ヘナは植物成分100％、自然派のやさしい”白髪”染めであり、染めるだけでなく髪にハリ・ツヤを与えてくれるそうです。
ヘナ100％であれば、何時間でも頭の上にのせていても髪の毛や頭皮を傷めることなく、逆にトリートメント効果を発揮し問題ないそう。美容室でするヘアカラーは頭皮がチリチリ痛くなってきますし、匂いも結構きついので、それと比べると全く別物って感じですね。
私はアマゾンでグリーンノートのオレンジブラウンというヘナを買ってみました。オレンジブラウンの特徴はこんな感じです↓
- 白髪の割合…白髪がないか、1～2割の方に。
- 仕上がり…白髪がオレンジ系茶褐色に染まり、黒髪は変わらないか、やや明るく。
- 放置時間…1時間以上
- トリートメント効果…ハリ、コシ、ツヤがUP。ダメージヘアに。
染める準備・順番・おさえておくべきポイント
買った商品の中に説明書が入っており、その中に「準備するもの」等が割と丁寧に書いてあります。具体的には、ヘナ、お湯、ボウル、泡立て器、手袋（商品に入っています）、タオル、ラップ、ハケ、さい箸、新聞紙、シャワーキャップ、と書いてありました。染める順序は↓
- 泡立て器を使って、お湯でとく（ケチャップくらいの柔らかさになるまで）
- 乾いた髪に、さい箸を使って分け目をとりながらハケでペーストを塗る（白髪染めの場合は根元の白髪部分のみ）※オレンジ系のヘナや色のつかないヘナの場合、ハケを使わず手で全体をもみこんでも大丈夫
- 塗り終わったら、頭全体をラップで巻く
- ラップで巻いた後、タオルを巻いててシャワーキャップをかぶる
- 指定時間、放置
- シャンプーで洗い流して終わり
全体染めをするか、部分染め（リタッチ）をするかによって、使うものが違うようですが、私は家にあるもので何とかしようと思い、シャワーキャップ、新聞紙、さい箸、ハケはスルーして使いませんでした（笑）
準備するもの、使用量・放置時間、使用方法はグリーンノートのサイトに丁寧に書いてあります。
私は説明書だけではいまいち自信がなかったので、YouTubeで検索して染め方を学習しました。私が学習した「おさえておくべきポイント」は３点。
ヘナを水で解いたあとの「滑らかさ」が重要
どのYouTube動画を見ても、念押しされていたのは、ヘナを水で溶いた後の滑らかさでした。ケチャップくらい柔らかくする必要があるそうです。ドロドロだとうまく染まらないので、ケチャップくらいサラサラに溶いて使いました。
ヘナを水で解いたあとの「量」も大事
染める範囲（全体・部分）によって、ヘナの使用量は異なります。私は全体染めをしたかったのと、今回はじめて染めますし、元々黒髪だったので、染まらないだろうと思って全部（100グラム）使用しました。初めの２〜3回は色が定着するまで全部使ってもいいですよ〜とYouTubeでどこかのマダムがおっしゃっていたので、アドバイス通り使ってみました。
ケチって少量しか使わなかったりするとうまく染まらないみたいなので、気持ちたっぷりめに、丁寧にヘナを塗るのが良いそうです。
ヘナを塗った後の放置時間
カラーの種類によって、ヘナの放置時間は異なります。オレンジブラウンは1〜2時間と書いてありました。が、YouTubeでヘナ染めを解説していたマダムが、「オレンジブランに関しては、何時間でも放置していいのよ、トリートメントなんだから」と言っていたので、できるだけ長めに放置しようと思い、勝手に3時間という目標を立てました笑。
ヘナを塗った感想・想定外のハプニング
部分染めの場合は、ハケとはしを使って、根本の部分に丁寧に綺麗にヘナを塗らないといけないらしいですが、私は全体染めだったので、手袋した手でバンバン頭の上に全てのヘナを乗っけていきました（笑）
ま〜大変、髪の毛が絡まる、絡まる！！どうにかして髪の毛全体に揉み込み、ラップをして終了！！多分３〜４分で終了しました。ヘナを作って塗るまでは意外と簡単でした。
そこから約3時間（私が勝手に立てた目標です）放置するわけですが、美容室と違ってずっと椅子に座っている必要もないので、その間、ネットサーフィン、床掃除、お昼飯、風呂掃除と、家でできることをしていました。あっという間に3時間。その間、いろんなハプニングもありましたので、皆様の参考になればと思い、ご披露いたします（笑）
ヘナがついても取れるもの、ついたら取れないものがある
ヘナはお風呂で塗ったのですが、あちこち飛び散りました。（私の塗り方が下手くそなだけだと思いますが）
ヘナがついても取れるものは、プラスチック、お風呂のタイルや洗面所等、黒い服やタオル。肌についても1日あれば落ちます。
ヘナがついたら取れないものは、ゴムパッキン（お風呂の）、白い洋服・タオルなどの布類、爪。白っぽいものについたヘナは洗ったあとも黄色っぽく残ります（カレーがついた跡みたいな）
時間が経つとポタポタと垂れてくる
放置して3時間が過ぎようとしていた頃、ポタポタ、ポタポタ、ヘナが頭から落ちてくるようになりました。温かくなるとヘナは落ちてくるのかな？私のガードが甘かった？と考えているうちに、とめどなくヘナがポタポタと落ちてきます。これ以上は放置できない！！ということで、きっちり3時間で風呂場に駆け込みシャンプーしました。
4回シャンプーしても頭から茶色の水が流れてくる
説明書には「シャンプーをする」としか書いてありませんでしたので、何も考えずシャンプーをしたのですが、頭から茶色の水が永遠に流れてきます（笑）4回シャンプーをしたところで、一体何回シャンプーすればいいの？と私は頭を洗うのを諦めました。シャワーを浴びた後に、再度検索したのですが、シャンプーをしなくてもヘナはいいらしいので、何度もシャンプーしなくても良かったようです。私は気になって、4回もシャンプーしちゃいました（笑）これが普通のようなので、ご安心ください。
警戒していたのですが、髪の毛を乾かした後で、タオルや枕への色移りはありませんでした。
匂いはキツくない、お茶のような香り
私は匂いに割と敏感な方なのですが、ヘナの香りは嫌いではありませんでした。お茶みたいな匂いがします。シャンプーをしたあとも、髪の毛からお茶の匂いがします（笑）
はじめてのヘナカラー、その仕上がりは？
私は元々ヘアカラーをしていましたが、そのあと黒染めをしていました。白髪はほとんどなかったので、きっと染まらないだろう、トリートメントになればいいや、くらいの気持ちでヘナに挑戦しました。
ところが、蓋を開けてみると、意外と髪の毛が染まっていました。びっくりです。黒に赤が混じっているので、室内で見るとピンクっぽく、外で見るとガッツリ赤茶色でした。
カラーに関しては大大大満足だったのですが、トリートメント効果は？という点については、正直謎です。サラサラになるわけではありません。どちらかというときしみました。ただ、あほ毛がなくなったというか、落ち着いた感じはしています。1回ではトリートメント効果がないのかもしれないので、あと数回はチャレンジしてみたいと思います。
今日は私のはじめてのヘナカラーチャレンジにお付き合いいただきありがとうございました。
