ディズニーアニメを通して子供にインドを伝える

India through animation

我が家はディズニーやマーベル作品が好きで、ディズニープラスを契約し、アニメから映画まで幅広く視聴しています。実はディズニーにはインドが舞台のアニメがあるんです!!

おうこくのたんてい ミラ
“Mira, Royal Detective”

このアニメをインド駐在が決まる前から我が家の子供たちは見ていました。

アニメを見ていたからか、インド駐在することが決まったことを子供に伝えた時に、ミラの世界観を思い出して、「あー、あそこかぁ。行ってみたい。」と前向きに応えてくれた我が子。

子供にとっても知らない異国に行くことは、勇気がいることだし、ストレスもかかります。だからこそ、駐在前に子供が好きなアニメを通してインドを垣間見ていたことは、今思えばインドを知る最高の入り口になったと思っています。

今日はアニメ「おうこくのたんてい ミラ」がどのようにインドの文化や環境を紹介していのか、個人的な見解を書いていきたいと思います。

目次

おうこくの探偵 ミラ あらすじ

ジャルプール王国の少女ミラは、謎解きが得意!その素晴らしい推理力と勇気を女王に気に入られ、憧れの宮廷探偵に!発明好きな友人のニール王子、いとこで親友のプリヤ、マングースのミクとチクを相棒に、名探偵ミラはどんな謎や事件も見事に解決へと導く。虫メガネを覗けば真実が!?インドの文化や慣習にちなんだストーリーとインドを感じる音楽やアート、振付師による本格派のボリウッドダンスに心も躍る謎解きアドベンチャー!

ディズニーチャンネル

ちなみにですが1話が25分で2ストーリー収録されています。シーズン2まで本当はあるようですが、日本のディズニープラスではシーズン1しかありません。シーズン1は全25話。

ミラが教えてくれたこと

ボリウッド音楽とダンス

ミラが謎を解き始める時に、必ず行うダンスがあるんです。「謎を解こう、謎を解こう」と歌いながらダンスをするんですが、この音楽とリズムがクセになります(笑)毎回この中毒性のあるダンスは出てくるので、子供もすぐ覚えて、口ずさんでいました。

歌と踊りが満載のボリウッドスタイルのアニメーション!と紹介されることだけあって、上述のミラの「謎解きダンス」以外でも、ダンスシーンがよく出てきます。それも結構な大人数で踊ったりするので、印象に残りやすいです。衣装もカラフルで素敵だし、大人が見ても普通に楽しめます。

インドの伝統的なモノ

アニメの中には、インドならではのものも多く出てきます。例えば…

  • Pallanguzhi(パラングリ)という南インドの伝統的なゲーム。マンカラゲームの一つらしいですが、何がマンカラと違うのか、まだ私が解明できていません。マンカラ自体あまり日本では有名ではないかもしれないですが、子供から大人まで楽しめる面白いボードゲームで、個人的には大好きです。
  • Dafli(ダフリ)インドタンバリン。ミラや街の仲間たちがダフリを持ちながらダンスを踊ったりします。あと、Sitar(シタール)というインドの弦楽器。形は日本の三味線に似ているような?シタールは家の壁にかけてあったり、ダンスの時に弾いたりしていました。結構な頻度で、シタールはアニメに登場します。
  • Diya(ディヤ)というオイルランプ。Diwaliがテーマの回があるのですが、カラフルで綺麗なDiyaが出てきます。

などがストーリーの中で出てきます。

動物との共存

主人公ミラは喋る二匹のマングースと一緒に謎解きをして行くのですが、このマングース以外でもたくさんの動物が自然に出てきます。「自然に」という点がポイントで、風景の中にニワトリ、ヤギ、牛が溶け込んでいるんです。動物と共存しているインドの様子が描かれているのかな、と思います。ただ、なぜか犬は出てこなかった(気がする…)

移動手段や環境

舞台がローカルな街なので、背景としては草っ原や砂地が描かれることが多いです。人が歩いているところ、リキシャが走るところも基本的には砂地です。

リキシャや自転車は毎回出てきます。ミラもヘルメットを装着して、よく人力車を運転しています。あと車輪がついた屋台というんでしょうか、屋根がついたリヤカーみたいなものもよく出てきます。

服装・身につけるモノ

どのキャラクターもサリー、パンジャビドレス、クルタといった伝統的な服を着ています。色がとても鮮やか、カラフル、デザインも細部までかなり凝っていて、本当に美しいです。個人的にはお洋服の美しさがこのアニメの最大の魅力かもしれません。そして、アクセサリー。これもまた素敵なんです。大人の女性がたくさんのアクセサリーを身につけています。

小物、インテリア、アート

このアニメのストーリーですが、だいたいモノがなくなるんですね。ドレスとか、木箱とか、パッチワークとか…それを探し出す、何故なくなったのか謎を解くのがミラの役目という感じのストーリーです。物語のキーとなる「そのなくなるモノ」の装飾、デザインが毎度とっても綺麗なんです。

それ以外のもの、例えば建物、リキシャ、家の中のインテリアなどにもきれいな装飾がほどこされています。さすがディズニー、すごい凝ってるなぁという印象。

最後に余談…ブログ名の由来

ストーリー中にミラがたびたび「チャロチャロ!」って言うんです。どういう意味なのか分かっていない子供でもその響きが気に入って、よく「チャロチャロ!」と言っていました(笑)

インド駐在が決まったときにそういえばミラが楽しそうに言っていた「チャロチャロ」ってどういう意味なんだろう、と改めて思い出し、調べた結果、「さぁ、行こう!」と言っていることがわかりました。響きも意味も素敵だな、なんかワクワクする感じ…と思って、ブログ名にしました。

このアニメを見ただけではインドの全てを知ることはもちろんできませんが、少なくとも我が子は「インドは楽しそう」そう思ってくれました。ディズニーチャンネルさまさまです。

全話日本語で見せたので、次英語で見せれば、英語の勉強にもなるかな〜なんて現在は考えています。

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この記事を書いた人

ワーママ。もうすぐインド(グルガオン)駐在予定。
日本とインドの生活、子育て、キャリア、もろもろ記録に残したいと思います。

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