前の記事でインドに来てからの1か月で何をしたのか振り返りましたが、今回は2か月目についてです。
1ヶ月目は日本とは違う環境に慣れることに必死で、本当にバタバタと忙しく過ごしたのですが(必死すぎて記憶もあまりない)、2ヶ月目からは、よりインド生活を楽しむためのスキルや知識がついてきたように感じます。
それではインド生活2ヶ月目にしたことを振り返ってみます。
UPIを使えるようにする
インドの実店舗ではQRコード決済が主流です。現金で払ってもお釣りがない!とお釣りがもらえないこともあるほど、QRコード決済が浸透してしまっています。
一方、オンラインでもQRコード決済が利用できます。クレジットカードやデビットカード、銀行口座引き落としなども選択肢としてあります。ですが、いづれの支払い方法もインドの電話番号と紐づいており、夫の銀行口座やカードを使う場合、夫に送られてくるSMSに書かれているコードを入力する認証プロセスが都度必要です。(他人のカードを使わない場合は、決済アプリ上の認証だけですみます)
何かを購入したくても、仕事をしている夫にSMSで認証コードが届くので、それを共有してもらって商品を買うという、ま〜煩雑な仕組み。
このやりとりが嫌で、自分だけで完結する支払い手段が欲しい!と思い、銀行口座をインドに作ってUPIを使えるようにしました。(銀行口座を作ることを禁止している会社もありますので、自己責任でお願いします)
他のやり方として、旦那さんの銀行口座の家族カードを作ったり、旦那さんの銀行口座を新たに作って奥様の電話番号を紐づけたり、新しくリリースされるUPI Circle(一つのUPI IDを家族でシェアできる)という機能を使ったり…ということが考えられると思います。(裏技もあるみたいですが、私は詳しくなく…)
UPI Circleは月15,000ルピーまでといった利用条件があるようですが、家族間でUPIシェアできる画期的なもの。Google Pay上ではこのUPI Circleという機能がリリースされたようですが、まだ他の決済サービス上では見つけられませんでした。浸透するまでにはもう少し時間がかかるのでしょうか…この機能、使いたい方たくさんいると思うのですが…。
デリバリーサービスを使ってみる
注文してから10〜15分で商品を配達してくれるBlinkit、前日の夜までに注文すると翌朝6時、7時くらいまでに届けてくれるMilkbasket、日本でいうUber eatsのようなzomato、肉や魚を配達してくれるfresh to home、新鮮な鶏肉や卵を配達してくれるlicious、新鮮な野菜を届けてくれるHasora
こういった様々なデリバリーサービスを使い始めました!日本だと大きなスーパーに行けば新鮮な野菜や肉、美味しいお惣菜や冷凍食品などを一気に購入できますが、インドでは新鮮な野菜はここで、鶏肉はあちらで、といった感じでお店が点在している気がします。1人でお店を回ろうとすると相当ハードなので、こういったデリバリーサービスを活用して、できるだけ新鮮なもの、美味しいものを調達するようにしました。
日本人コミニュティ(LINEグループ)や日本人向けフリーペーパーの情報を活用
インドに来てびっくりしたことの一つに、インド在住日本人向けの情報が充実していることがあります。ネットの情報は古くて頼りにならないこともあるのですが、日本人コミニュティ(LINEグループ)や日本人向けのフリーペーパーである月刊チャローやようこそ、ACN(Asian community news)から得られる情報は最新です!(企業がお金払って広告載せてますからね)
サロンや飲食店の情報から、クラブ活動やドライバー•メイドさんの紹介まで、幅広い情報が手に入ります。
私はフリーペーパーに載っている飲食店に足を運んでみたり、日本人コミニュティで紹介されていた英会話教室のトライアルに行ってみたり…といただいた情報を頼りにさせてもらっています。日本語で情報収集できるのはほんとにありがたいです。
フリーペーパーは日本食レストラン、日本食が置いてあるスーパー、日本人向けのホテル、日本人が通っている学校に置いてあったりします。
家具•インテリアの調達
グルガオンに住む場合、家具付きのお家に住んでいる方が多いと思います。我が家も家具付きの家に住んでいるのですが、椅子や踏み台、物干し、収納棚など、買い足したい家具がいくつかありました。加えてお皿や花瓶といった割れ物類はインドで調達したいと思っていました。
ですが、グルガオンにはIKEAやニトリみたいなお店はありません。家具を良心的な値段で販売しているところが少ないな〜と感じます。
調べたところ、Urban LadderとPepperfryという二つの家具屋さんはグルガオンに店舗(展示)があるということで、実際に家具を見に行きました。値段はしますが、質は悪くないと思います。
Amazonが1番種類が豊富で値段もピンキリです。ただ、実際に見れないし、どんな状態で届くかわからないので賭けです。我が家は椅子をAmazonで購入しましたが、座面が壊れていて返品しました。返金されるか不安でしたが、時間はかかったものの無事返金されました。
大きな家具は少ないですが、安いインテリア類を探すなら、Banjara Marketがおすすめです。おすすめです!といいながら、実際に販売されているものは埃がかぶっているし、屋外バザーというイメージなので綺麗ではないですし、値段も交渉しないといけないという(お店の人はあまり英語が喋れません)、まぁまぁハードルが高い場所です。ただ、とにかく物が安いです。椅子も、テーブルも、花瓶も、ラグもあります。私はテーブルマットを買ったり、ハンドメイドのマクラメを買ったりしました。
スーパーや八百屋を探す
デリバリーサービスを使い始めましたが、やはり実物をみて購入したいものもあります。特に野菜類は自分の目で見て購入したいという思いが強く、インド人の知人によく行く八百屋を聞いたり、新鮮な野菜を求めてスーパーを開拓したりしました。
日本人御用達のサウスポイントモールの中にあるスーパーで売っている野菜は、高いですが質の良い野菜が揃っていると思います。サウスポイントモールには、Nature’s Basket, Le Marche, ICHIBA, EPICURE, トマトプロジェクトといったスーパーやお店が入っているので連日通いました。
インド人に教えてもらったMandi(八百屋)にも二、三軒足を運びました。Safal とかAra MandiとかFruit Uncleとか…。葉物はしおれている物が多く、ハエが飛びまくっていました笑。ただ横にいたインド人は、なんて新鮮なんだ!と言って大量に野菜を買い込んでいたので、これがインドのデフォルトなんだと思います。輸入物は高いですが、インド産の旬の野菜は安かったです。フルーツもたくさんありました。いろんなものが置いてあるので見てる分には楽しいです!
日本品質の野菜を求めようとしたら、Hasoraのお野菜か、トマトプロジェクトのお野菜か、この二択になるのかな〜(個人の見解)
外食できる場所を広げる
1ヶ月目から近場で日本食を食べに外に出たりはしていましたが、2ヶ月目から本格的にいろんな場所で食事をするようになりました。子供を学校に入れることができるようになってから、1人の時間も取れるようになったので、カフェにブランチに行ったり、お友達とランチに出かけたり、とグルガオンでも衛生的でおしゃれでトイレが綺麗な飲食店に足を運ぶようになりました。インドにきてから[食べるもの]はものすごく大事なんだと実感しています。インドでも安心して食べれるところは探せばあるんですが、何にも考えずに何を食べても美味しくてお腹を壊すことがない日本の食事は最高だなと思います。
まとめ
インドに来てから2ヶ月目はさまざまな側面で生活の質をあげようと積極的に行動した月だったと思います。
積極的にどこそこいったり、調べたりしたせいか、気づいたら少し英語の環境になれたかも…と思いました。ヒンディー語は喋れないので、英語で会話するしかないのでね。自動翻訳やAIを使った英文メッセージ•メールの作成には随分と慣れてきました。英語を喋ることは勇気がいることですが、インド人はなぜか理解してくれます。上手くなくても、カタコトでも。なので、これからも英語で話しかけようと思います。
以上、インド2ヶ月目の生活についてでした!